dscf4125.jpg南風の湿った 梅雨独特のジメジメ感たっぷりの種子島です。

今日の写真。 6月から私がパートに行かせてもらっている 2年程前に島で初めてできた町営の温泉(温水じゃないのですよ)プールです。

町営の温泉浴場に隣接してある このプール。
14mの2コースに歩行浴のできるプールと規模は小さめですが まだ新しくて快適な空間です。

ここで監視員としている私ですが 残念なことに利用者はまだまだ少ない状態です。

島には今まで 年中泳げる室内プールはなく 子供を含め '泳ぐ’ ということにあまり関心というか興味がない方が多いように思います。

本土だと 小さい頃から ’スイミングスクール’ に通っている子も多く 小学校に入ると泳げる子が多いのですが 海に囲まれている ここ種子島ですが 案外 泳げない子もいるのです。

そんなプールに 最近 学校で水泳の授業の始まった子供達が来るようになりました。
そんな中に 小学5年のHくんがいました。
一生懸命 泳いでいるのですが バタ足の膝は曲がり うまく前に進むことができません。
「膝はあまり曲げないで もっと力を抜いて 足全体を使ってごらん。」 と言ってみると すぐに上手にバタ足をマスターしました。
ついでにと クロールの手のかき方も教えてみると これもすぐにマスター。
息継ぎはまだちょっと難しそうでしたが その日のうちにクロールっぽく泳げるようになりました。

そして昨日 来てくれて 息継ぎの仕方を教えると これまたすぐにマスター。
まる2日間で クロールが泳げるようになりました。
’子供ってすごい!’ と関心しきりの私。

もちろん その子の運動能力や やる気で上達度は違ってくると思うのですが 子供の発達度というのはすばらしい!
学生の時 スイミングスクールでバイトしたことがあるのですが なんか その時のこと思い出しました。

身近にいるわが子にも もちろんこのすばらしい いろいろな隠れた能力はあるはず!?
あまり しかってばかりいず そんな力を引き出す親にならなくっちゃ~ と思わされました。