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今 1月だよね~? と思うくらい まるで初春のように暖かくなった種子島です。

日中は ロンTだけでもいいくらい 日差しが強く しばらく冬の寒さを忘れてしまう程の 本当に暖かい1日でした。

さて 今日の写真ですが 「すべては宇宙の采配」 という本です。
この本 私の大好きな義弟(オーナーの弟)が送ってくれたものです。

本の内容は 著者である木村秋則さんが 無農薬でリンゴの栽培を成功させるまでの自叙伝なのですが この木村さんという方 とても不思議で偉大な力?を持っている方で 幼い頃から様々な不思議で奇妙な体験をされており それらのエピソードは大変 興味深く また 私は信頼できる内容で おもしろくてまた一気読みでした。

この本 もちろん それら不思議な体験ばかりが書かれているわけではなく 現状の日本の農業では まだまだ困難な点が多々ある 無農薬栽培農業の困難さ・大変さ そして重要性が主に書かれています。

でも私がすっごく共感を得たのは 木村さんがこの本の中でおっしゃっている ’言霊’ という点です。

「言葉は誰にでも、たとえ相手が動物や植物、金属でさえ、伝わるものだと思います。 これは絶対にそういい切れます。」

と書かれているのですが 木村さんは実際に リンゴを育てる時 すべてのリンゴの木 1本・1本に毎日 話しかけているそうです。
そして パソコンを使う時でさえ (そのパソコンは かなりの年代もので古いものだそうです。) 「いつもありがとう、お前が必要だから壊れないでくれよ。」 と話しかけているそうです。

「生命はない機械や金属にも話しかける?」 なんて ちょっと考えにくいことですが 写真の本の表紙の木村さんのお顔。
そんな方だから こんなに柔らかく・温かい笑顔が出来るのだと思いました。

無農薬リンゴ栽培の成功までには 長い年月がかかり 肉体的にも精神的にも金銭的にも 大変ご苦労されたようですが 1つの偉業を成した今でも 決しておごらず 淡々と自然と向き合っている様子は とても興味深いものでした。

言葉は魂。 口にする その一言・一言で 世界はどんなにも変わる・・・
そんなことを強く感じました。

シゲちゃん(義弟です) 素敵な本をありがとう。